第11期「砂で世界旅行・北欧編」 〜美しい大自然と幻想的な物語の世界へ〜
フィヨルドに代表される北欧の大自然、壮大な物語を綴る北欧神話やアンデルセン童話の世界など、北欧の歴史や文化を砂像で表現します。幻想的かつ繊細で圧倒的スケールの砂像の世界をお楽しみください。
砂の美術館とは…
自然が気の遠くなるような年月を経て作り出した造形美である「烏取砂丘」。
そこに人の力で新たな造形美を創り出し、この地を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたい。そんな思いが現実となり、2006年11月18日に「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する「砂の美術館」が開館しました。
砂像彫刻家兼プロデューサーとして国内外で活躍している茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、毎年海外各国から砂像彫刻家を招き、世界最高レベルの砂像を展示しています。
砂の美術館は、「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示を行なっています。会期が終われば、砂像はもとの砂にかえっていきます。限られた期間しか存在することができない砂像。その儚くも美しい造形を創り上げる為に、砂像彫刻家は情熱を注ぎ込みます。 永遠に残らないがゆえの美しさが、砂像のもつ大きな魅力の一つなのです。 出来上がった作品の精巧さや迫力はもちろんのこと、決まった場所に限られた期間しか存在できない砂像の持つストーリーを感じながら鑑賞すると、より砂像の魅力を感じて頂けると思います。
危うさと刹那さを併せ持った、砂の芸術
子どもの頃に砂場や砂浜で砂遊びをした経験は誰にもあるはずです。 そんな子どもから大人まで、誰でも気軽に楽しめ夢中になれる「砂遊び」が砂像制作の原点であり、 現在では世界中で多くの砂像彫刻家が活躍しています。
砂像は水で固めただけの砂の塊を彫る彫刻芸術です。 素材が砂であるため、制作中から完成後も常に崩れる危険が付きまといます。 素晴らしい芸術作品でありながら、崩れやすく、その姿を永遠に維持することができない砂像は、その儚さの中に美しさを秘めているのです。
砂という崩れ易い素材に、砂像彫刻家達は果敢に挑んでいきます。
そうして生まれた砂像は、多くの人々に感動と驚きを与え続けています。
詳細情報
開催場所:鳥取砂丘 砂の美術館
定休日:開催期間中は、年末年始含め無休です。
住所:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
開催時間:平日、日曜日:午前9時〜午後6時 (最終入場は午後5時30分) 土曜日:午前9時〜午後8時 (最終入場は午後7時30分)
入館料:一般 600円、小・中・高生300円
お問合せ:鳥取砂丘 砂の美術館0857-20-2231
■チラシデータ | クリックするとPDFデータが開きます |
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■館内紹介 | 館内詳細、駐車場はこちらをご参照ください |